子供の鉄分不足解消法として、どんなものを食べさせたらいいのかをまとめてみました!
私の知り合いのお子さんで、いつも活気がなくて顔色が悪くキレやすかったり、ダルそうだったりしていた子がいました。
元々食が細い子だったようですが、更に食欲がなくなって来て良く倒れるようになったんですね。
それで、病院で調べて貰ったら…
鉄欠乏症貧血 だと診断されました。いわゆる、鉄分不足による症状ですよね。
子供の場合は食べ物の好き嫌いがあったりすると、いくら鉄分を補給してあげたくても難しいです。
今回は、そんな鉄欠乏症貧血を詳しく調べてみながら何を食べさせたらいいのかをお話していきたいと思います。
もくじ(クリックすると移動します)
先ずは鉄欠乏症貧血についてしっかり知ることが大切
鉄欠乏症貧血とは、その名の通り体の中の鉄分が不足することによって起きる貧血です。
子供の場合ですと、成長著しくなる小学校高学年頃(10歳~15歳)に女の子の場合は生理による出血が始まることとか、激しいスポーツなどによる貧血が原因になることが多いです。
■鉄欠乏症貧血はこんな症状が目安になります■
- 顔色が悪くなり活気がなくなる
- 常に不機嫌だったり、キレやすかったりする
- ダルそうで食欲がなくなる
- 動悸・息切れ・めまいなどが頻繁に起こる
以前、鉄分には
ヘム鉄(主に動物性食品に含まれる)
非ヘム鉄(主に植物性食品に含まれる)
の2種類があり、出来るだけ動物性食品に含まれるヘム鉄を摂る方が効率的に鉄分を補給できるということをお話しました。
>>大変!糖質制限に鉄分不足は意外な落とし穴!あなたは大丈夫?<<
そして、鉄分補給に食べたいものとしてレバーがいいとお伝えしました。
私としても、鶏レバーペーストや豚レバーを使ったカレーなどはお子様でも食べやすいのではないかと考えていましたが
やっぱり、レバーの苦手な子供は多いんですよね。
その場合どんなものを食べて貰ったらいいのか調べてみました。
最もオススメは鶏レバー!でも苦手な場合は?
レバーが体にいいことは百も承知でも苦手な子供は多いですよね。その場合の救世主としてあげられるのが
小魚・煮干しです。
今はおつまみコーナーなどに、小魚とナッツがセットになったこんなおやつが売っていますよね。
完全に大人のおつまみです(笑)
なかには、大人の食べるものに興味津々だったり梅干しやお酒のおつまみなど、妙に渋い好みの子供も稀に居ますよね。
そういう場合なら、こんな小魚スナックでも喜んで食べるかもしれません。
でも、実際は現実的に難しそうに感じます。
他にいい方法はないでしょうか……
煮干しと言って思い浮かべるのは、お出汁です。そう、おみそ汁などのだしに使ってみるのも一つの方法ですよね。
いつもインスタントのみそ汁で済ませてしまっているあなた。
お子さんの鉄分不足解消のためにも今日から、煮干しでしっかり出汁を取って美味しいおみそ汁を作りませんか?
また、かつお節やシイタケなどを使った場合にも煮干しのだしがらと合わせて、フードプロセッサーで細かく粉砕。軽く乾燥させれば、自家製ふりかけの出来上がりです。
子供の体に鉄分をしっかり補給するために食品から摂るには、毎日意識して摂らないと難しいです。
特に偏食なお子様の場合、毎日考えて鉄分の摂れる食べ物を食べさせる…というのは至難の業ですし、お母様の負担にもなりますよね。
鉄欠乏症貧血にはサプリでは効き目が弱いんです
私は糖質オフの食事法を補佐する目的で鉄分のサプリメントを飲んでいます。
子供の鉄分不足にもサプリメントを、とオススメしたいのですが病院の血液検査で、ヘモグロビン値/10g/dl以下の鉄欠乏症貧血と判断された場合、市販のサプリメントだと鉄分量が少なすぎるんです。
なので、病院で出して貰うお薬を、暫く飲んでみるというのも、最終的な手段とも言えるでしょう。
1、子供の鉄分不足に有効な薬には
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- インクレミンシロップ(鉄シロップ)
- フェロミア(顆粒)
などがあります。シロップなどは牛肉レバー300g分に相当します。
2、飲み始めてから
約1~2か月くらいで改善が期待できます。
3、1か月目くらいに、採血をして鉄欠乏症が改善されているかチェックします。
4、大抵は、3か月~半年程服用すると、かなり改善されます。体の中に鉄分がしっかり補給されれば、薬はやめてOKです。
鉄分吸収率UPの秘訣は?お薬を飲んでいる時は積極的にビタミンCを含む食材を一緒に摂ること!
お肉料理にレモンをキュッと絞ったりするのはこういう面でも理に適ったことだったんですね(*^^*)
酷い鉄欠乏症の場合はお薬に頼るのも大切ですが基本は日常の食べ物で補ってあげたいものですよね。
今は鉄分が意識して含まれている、ヨーグルトや牛乳、ウエハースなどがあるんですよ。低脂肪乳のラブなどは、鉄分含有量が多いです。
お子さんの偏食などは、親の食生活が見本となっていることが多いです。
子供が貧血になりやすい、鉄分不足だ、偏食なのがいけないと騒ぐ前に先ずは親御さんが普段、どんなものを食べているか、一度チェックして、見直してみるのも大切なのではないでしょうか。