MEC食をまだ始めたばかりの頃の悩みの一つに便秘があります。
せっかく自分に合ったダイエット法(食事法)を見つけられた!と思ったのに、便秘になってしまったら悲しいですよね~(/_;)
なぜMEC食を始めると便秘になってしまうんでしょうか?
その理由を探りながらスッキリ解消する方法もご紹介していきますね!
もくじ(クリックすると移動します)
便秘になってしまうメカニズムを知る事から!
MEC食で便秘になってしまう理由を探る前に、まずは便秘のメカニズムについて知っておきましょう。
便秘とは、排泄物がお腹の中に溜まってしまっている状態。その排泄物が固かったり詰まってしまっているせいで、排泄の回数が少ない状態の事をいいます。
これには苦痛を伴ったり、排泄があっても残便感が残っていたりします。
例え毎日排便があったとしても、お腹が張ったような感覚があったり、まだお腹の中に便が残っているような感じがしたりする場合、一般的に便秘になっている、といっていい状態となります。
MEC食とは関係なく、便秘になってしまう原因としては3つ上げられます。
1、水分不足によるもの…便のカサを増すことが出来ず、コロコロと硬い便になってしまい便秘になります。
2、食物繊維不足によるもの…食物繊維は消化されにくい為、便が水分を溜めるのに一役買います。
しかし食物繊維が不足すると、水分不足の時と同じく便が固くなりがちになります。
便の量が増加しないので、腸が動きにくくなり排便の回数が低下します。
3、運動不足によるもの…腹筋が弱いと便秘になりやすいといわれています。
適度な運動は腸の働きを活発にしますので、腹筋運動などは日常的に摂り入れた方がいいでしょう。
お腹周りをマッサージすることも効果が期待できます。
中には腸がねじれてしまっているねじれ腸のケースがあり、この場合はねじれ腸マッサージにより解消することが出来ます。
MEC食を始めると便秘になってしまう理由とは?
便秘とは何ぞや?という事から原因を探ってきたところで、ではなぜ『MEC食を始めると便秘になることが多いのか?』について探っていきましょう。
便秘になるには水分が重要なことがわかりましたよね。では、MEC食で推奨されている食材は何だったでしょうか?
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そう!肉・卵・チーズでしたよね!
どれも水分が少なそうなイメージのある食材ではないでしょうか。
お肉は生の状態であれば多少の水分は含まれているとしても、まず生食で食べることは少ないでしょう。
また、チーズは牛乳を凝縮したものですので、水分はほとんどないですよね。
一応、MEC食ではそこを見越してか、出来るだけ水分を多く摂ることを推奨しています。その量は約2リットル!!
一日中家にいればちょこちょこ飲むことも可能でしょうが、仕事をしている人などは自由にお水を飲めない環境にある人もいますよね。
MEC食で便秘になる人は、水分が足りていないことを視野に入れておいた方がいいかもしれません。
糖質や野菜などは体内で水分をため込む性質があります。
糖質制限やMEC食のように糖質をやめた途端、ため込んでいた水分が外に排出され…
それ以降、水分を溜め込む元凶がなくなるわけですから、体重が減ってスッキリするのは当たり前ですよね。
MEC食で体重が減った!と喜んでいる場合、ほとんどはこの初期に『水分が外に排出された』という事が大きいんですね。
嬉しいことではありますが、それを長く続けていると水分不足に陥る可能性もある、という事なんです。
その他MEC食を始めて便秘になる理由として…
●肉(動物性食品)ばかり食べるので腸内環境が悪くなる
●野菜をほとんど摂らないため食物繊維が足りなくなる
●糖質を摂らなくなるので、水分をためることがなく水分不足となる
などが良く言われる理由となります。
しかし、そのどれもがあいまいな状態で片づけられることが多いのです!
私がMEC食を始めてからかなり経ちますが、MEC食を始めたせいで便秘になったと感じたことは一度もありません!
その前に便秘で悩んだ…という経験もないんですけどね(笑)
ただ、便の量がものすごく少なくなったのは実感としてあります。
最初はそれで『便秘になった!?』と心配になったこともありましたが、結局は糖質を摂らない分量が少なくなったに過ぎなかった、ということが後からわかりました。
そんな私ではありますが、たま~に便の出が悪くて心配になった時に取り入れた方法を3つご紹介しますね。
MEC食で便秘になってしまった時の3つの解消法
これからご紹介する便秘解消法は、私が実際に試してよかった方法と合わせて、一般的な解消法として調べたものを合わせたものとなります。
MEC食を始めて便秘になった方もいれば、全然便秘とは無縁の方もいるでしょう。
このような個人差があるのと同じで、便秘解消法も個人差があると思いますので、そこは踏まえて読んで頂けたら、と思います。
一番簡単なのは油をたっぷり摂ること!
この方法は、MEC食を世に広めた沖縄のこくらクリニック渡辺信幸医師も推奨しています。
MEC食を始めて便秘がちになった時には、とにかく脂質を沢山摂ることを薦めています。
人に寄って効果的な量というのは変わってきますが、大体バター50g~150g位がいいようです。
これだけでも、ものすごいカロリーになってしまいますよね(笑)
しかし、MEC食の場合はカロリーは気にしない方向と決まっているので気にしません。
こんなにたくさん摂っても太らないの?という事も気になりますよね。
でも安心してください!
脂質というのは摂りすぎると全て体外に排出されてしまうので、摂った分だけ溜まってしまうという事はありえません!
そんな心配は一切せずに、便秘になったらまず脂質を摂ることを一番に実践してみて下さい。
私はちょっと詰まってるな…苦しいかな、と思う時はココナッツオイルを大さじ2杯入れたコーヒーを飲んでいます。大抵はこれでするっと快便になります♪
その方法としては…
●バターやココナッツオイルをコーヒーや紅茶に入れて飲んでみる。
●バターを食べつけている場合なら、いつもの倍量食べてみる。
脂質ですから生クリームなんかでもOKなんですよ。
便秘に効果的なサプリやお茶に頼ってみるのも一考
便秘に効くサプリ、といえば…乳酸菌であるビオフェルミンや酸化マグネシウム辺りが有名ではないでしょうか。
便秘に良く効くお茶にセンナというほぼ下剤とも言える成分が入っているものがありますが、あれよりはサプリの方が体には優しいとの口コミが多いです。
私はビオフェルミンを試したことがあり、すぐにすっきりした記憶があります。でも日常的には飲んでいません。
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こちらの酸化マグネシウムは最も人気のあるタイプのようです。
また、MEC食を実践していれば避けるべき飲み物に牛乳があります。
200gの牛乳には糖質が10g含まれていますので、飲むとしてもその半量の100g位が推奨されています。
糖質が高い事も避けるべき理由とされていますが、牛乳に含まれている乳糖という糖が、体の中で分解できなかったりすると、お腹を下したりしやすくなります。
この乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)は赤ちゃんの頃にはたくさん備わっています。
しかし、大人になるにしたがって少なくなってくるため、乳糖を上手く分解出来なくてお腹がゴロゴロ鳴ったり下痢をしたりするのですね。
しかし、この特徴を利用して便秘解消サプリとして売られているものがあります。
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便秘解消に強力な味方といえば、何といっても食物繊維でしょう。
便秘解消のために効く生薬にセンナがありますが、自然なお通じを狙いたいならば、テレビCMでお馴染みの【美爽煌茶(びそうこうちゃ)】
風味はアップルティのようで飲みやすく、お腹にやさしいハーブが使われているので、飲んだ翌日にはするっと出る、と評判なんです。
このようなお茶だと、日常的に気軽に飲むことが出来て、続けられやすいですよね?
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ヨーグルト+オリゴ糖のゴールデンコンビを侮るな!
便秘になるのは腸内環境が悪くなることが原因です。
宿便をためてしまうと、悪玉菌が優勢となってしまい毒ガスのようなものが発生して、それが体中に運ばれることとなってしまいます。
この悪玉菌を増やさない為には、常に善玉菌の方を優位にしておかないとなりません!
昔からヨーグルトが便秘にいいといわれている理由は、ヨーグルトには善玉菌を増やしてくれる乳酸菌をいっぱい含んでいるからなんですね。
そしてオリゴ糖は善玉菌のエサになります。
ヨーグルトとオリゴ糖を一緒に食べた場合、腸に届いた時真っ先にオリゴ糖がエサになりますので、腸内環境を整えるのに最適といえるのです、結果便秘の解消するというわけなんですね。
また、オリゴ糖は1種類だけのオリゴ糖を与えても、善玉菌が反応しないことがあります。
それを回避する為には、1種類だけのオリゴ糖ではなく、ミルクオリゴ糖やガラクトオリゴ糖、ラフィノースなど複数のオリゴ糖が配合されているものを選ぶのがポイントとです。
便秘には効果的なオリゴ糖ですが、糖には変わりありませんので、摂りすぎに注意するのは言うまでもない事ですね!
まとめ
MEC食を始めてせっかく体が締まってきたし、心身ともに元気で活力漲るようになってきているのに、ちょっとだけ便秘気味みたい…などと悩んでいたあなた。
MEC食で便秘になりがちになるとしたらどんな原因があるのか、どうやったら解消できるのかもうバッチリわかりましたね!
MEC食は体を丈夫に健やかにしてくれる食事法です。
便通が少ないとしても、それは決して悪い事ではありませんので、ぜひ心配しないで続けて欲しいと思います。
MEC食の正しいやり方を知りたいあなたはこちらの記事へ!