糖質制限はダイエットに限らず、万能の食事法ともいわれています。
それ理由は、糖尿病用の食事法であったり、体の中から元気できれいにしてくれたりする効果が期待できるからなんですね♪
しかし冷え性に関しては効果があるとか、逆に身体が冷えてしまったという例もあるようです。
実際の所、糖質制限をすると冷え性を改善できるのでしょうか?
そこで今回は、冷え性を改善するには糖質制限が効果的なのかどうかを調べてみました!
もくじ(クリックすると移動します)
糖質制限が身体を冷やすといわれる理由は?
糖質制限をすれば体の中から体質改善できるみたいだし、ダイエットもかねてぜひ取り入れてみたいと考えている方は多いのではないでしょうか?
ごはんやパンが食べられなくても、その他の食事はいくらでも食べられる!お腹がすいてひもじい思いをしなくてすむ!
というところが人気のようです。
(厳密にはいくらでも食べられる、は間違いです(-_-))
しかし、なぜか糖質制限をすると身体を冷やしてしまう、冷え性の人はさらに酷くなってしまうなどという噂を耳にして、不安になってしまうケースもあるようです。
そこでまず、糖質制限をすると身体を冷やしすといわれる理由について、探ってみることにしました。
タンパク質が圧倒的に足りない
糖質制限をすると、ごはんやパン、麺類などの主食を控えることとなるので、必然的にタンパク質・脂質の量を増やすことになります。
このような食事をしていれば、特に問題はないはずです。
しかし、中にはタンパク質を動物性タンパク質(肉・魚など)ではなく、植物性タンパク質(豆腐、納豆など)ばかり摂り入れてしまうことがあるんです。
タンパク質は筋肉を作るのに大切な栄養素です。効率よく筋肉をつけるためには動物性タンパク質が不可欠です。
それはなぜかというと、動物性タンパク質は身体が正常に機能し、必要な筋肉をつけるのに必要な必須アミノ酸を全て含んでいるからです。
一方、植物性タンパク質は必要なアミノ酸が少なかったり、いくつか欠けていたりするからなんですね。
そのため、動物性タンパク質は「完全タンパク質」といわれています。
極端なカロリー制限をしている
糖質制限は食べ放題の食事法(ダイエット)と思われている反面、どうしてもたくさん食べることに抵抗があって、糖質制限+カロリー制限をしてしまうケースがあります。
糖質を減らすと当然その分のカロリーが減りますから、その分をタンパク質や脂質で補わなければなりません。
しかし、中には脂質を摂ることが嫌で、極端に脂質をカットしたり、タンパク質をカットしたりすると圧倒的にカロリーが足りなくなってしまいます。
カロリーとは熱量のことですから、極端なカロリー制限をして糖質制限をすると、熱量が足りないことにより身体が冷えてしまうのです。
冷たいものばかり食べている
「糖質を制限して、タンパク質も脂質もたっぷり摂っているわ!」
という場合でも、日頃から身体を冷やす食べ物ばかり食べていては、身体が冷えてしまって当然ですよね( ゚Д゚)
低糖質のものを選んでいるからといって、やたらにアイスクリームを食べたりアイスコーヒーなど冷たい飲み物ばかり飲んでいませんか?
野菜をたくさん食べましょう♪といっても、トマトやキュウリ、ナスなどの夏野菜は体を冷やすといわれています。
糖質制限では食べていい野菜と食べてはいけない野菜が存在します。
そのため、選ぶのは難しいと思いますが、できるだけ冬野菜、黒、赤、オレンジ色の野菜を選ぶようにしましょう。白菜などは100g当たり糖質3gほどなのでおすすめですよ♪
⇒デトックススープに白菜を入れてダイエット!低カロリーなだけじゃないスゴイ魅力とは?
糖質制限が冷え性を改善するといわれる理由は?
糖質制限を始めたら冷え症になるからできないわ~!などと嘆かないでください!
どうして糖質制限で体を冷やしてしまうのかがきちんと理解できれば、まったく心配することはないんだってわかりましたね?
実際に、糖質制限をすると冷え症が改善した!という例はとても多いのです。
そんなわけで、ここからは糖質制限をするとなぜ冷え性を改善できるのか?についてみていくこととしましょう。