チーズダイエット!発酵食品の謎に迫る林修先生の今でしょ!講座

今でしょ!でお馴染みの林修先生の情報番組「林修の今でしょ!講座」では、名医50人が選んだ体にいい発酵食品について紹介されていました。

全部で6つあるというのですが、発酵食品と聞いてまず思いつくのがチーズ、そしてキムチや納豆ですよね?その他の発酵食品っていったら何があるのでしょう。

今回は、番組で紹介されていた発酵食品6選を、ランキング形式でご紹介していきますね~♪

発酵と腐敗についての違いを明確にしよう

腐敗したトマト

納豆なんかは発酵食品だというのは、誰もが知っていることですよね?発酵食品は食品を腐らせているんでしょ?元々腐ってるんだから、これ以上腐ることはないはず…と、何日も経った納豆を平気で食べちゃったりして(笑)

でも、納豆はあまりに日にちが経ったものは、粘らなくなっておいしくないです(^_^;)

発酵食品を知るには、発酵と腐敗の違いを明確にする必要があります。どちらも微生物の種類が違う上、人間にとって有用か有害かによっても分けられます。

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  • 発酵とは? 微生物が食品を分解して、人に有用な食品や栄養を作ること
  • 腐敗とは? 微生物が食品を分解して、人に有害な毒素や刺激臭を出すこと
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    微生物が食品を分解するところまでは同じですが、発酵するのか腐敗するのかは微生物の種類によるということですね。その微生物ですが地球上には40万もの微生物の種類がいるといわれています。

    俗に言う「ばい菌」とかも微生物なワケですが、これは人間にとって有害な微生物ですよね。

    そして面白いことに、同じ乳酸菌であっても、ヨーグルトやお味噌が作られる場合は発酵と呼び、清酒中で増殖する場合は腐敗と呼ぶのです。

    納豆が好きな私は納豆は発酵食品と思いますが、納豆が嫌いな人にとっては腐った大豆と受け取るのです!(゚Д゚)

    食べ物を発酵させる6つの微生物とは?

    そんな微生物の中でも、食品を発酵させる微生物は6種類です。
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    1、乳酸菌 糖を分解して、乳酸などの酸を作り出す細菌の総称
    2、酵母菌 糖を分解して、アルコールや炭酸ガスを作り出す細菌の総称
    3、酪酸菌 糖を分解して、酪酸を作り出す細菌の総称
    4、麹菌 コウジカビの一種で、人に良い影響を与える細菌の総称
    5、納豆菌 枯草菌という細菌の一種で、納豆を作るための種菌のこと
    6、酢酸菌 アルコールやブドウ糖を分解して、酢酸を作り出す細菌の総称

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    これらのさまざまな菌が食品に働くことで、色々な発酵食品ができるんですね。発酵食品は8000年前から存在していたようで、食品を日持ちさせるのにとても重宝した保存食でした。

    食品を発酵させることによりさまざまなメリットがあります。

    カナダ北部では寒さのため野菜が収穫できないことからビタミンが不足していました。これを解消するために、イヌイット族はキビヤックという発酵食品を作って食べていたのです。

    キビヤックとは、ウミツバメをアザラシのお腹に詰めた後、土の中に半年間埋めて発酵させたものです。

    そしてお腹の中のウミツバメを食べていたのです。ウミツバメはビタミンを持っていませんが、発酵することによりビタミンが作られます。

    食品を長く保存できるのはもちろんのこと、栄養素をアップさせたり旨味を引き出したり、栄養素をしっかり吸収させる効果があったんですね♪

    発酵食品は驚きの30種類も!

    林修先生の今でしょ!講座では、ココナッツオイルとケトン食を世に広めた医学博士の白澤卓二医師が講義されていました。


    Dr.白澤の新提案! 野菜の発酵パワーで元気! 健康! 水キムチ―野菜と果物バリエとアレンジ全60レシピ (主婦の友生活シリーズ)

    日本にも発酵食品はたくさんありますが、世界中の発酵食品を合わせると30種類もあるそうです!

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    醤油・みそ・酢・みりん・麹酒粕・納豆・塩から・かつお節・漬物・なれずし・くさや・日本酒・焼酎・甘酒・ビール・ウイスキー・ワイン・ブランデー・チーズ・ヨーグルト・発酵バター・パン・キムチ・豆板醤・メンマ・ナタデココ・プーアール茶などなど

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    発酵している食品は、さらに放っておくと腐敗菌がついて腐ってしまうのかという疑問についてはNOです。

    先にお話ししたように、納豆などは粘りが弱くなったりはしますが、発酵が進んでいる間は腐敗菌がついたりはしないそうです。

    上記の30種類の中に「なれずし」という聞き慣れない発酵食品がありますが、これはサンマを塩と米に浸けて乳酸菌で発酵させたものなんです。

    30年も前に作られたものが、ずっと発酵を続けているというのですから凄いですよね!30年前のサンマが食べられるなんてファンタジーです(笑)

    このように腐らないといわれている発酵食品でも、賞味期限があるのは、食中毒を防ぐために製造の際に加熱処理をしているからなんです。そのために、発酵菌も殺してしまう可能性があるんですね。

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    体にいい発酵食品ランキングベスト6!

    発酵食品カマンベールチーズ

    発酵についてよくわかったところで、いよいよ名医が選ぶ体にいい発酵食品のランキング発表です!

    6位から紹介してもいいんですが、ここはもったいぶらずに1位から紹介しちゃいます!

    ランキング1位 納豆

    堂々の第一位は私の大好きな納豆でした!(笑)納豆ごはんだと白いごはんが気になりますが、絹豆腐に納豆をかけて食べると安心して食べられますよ!おいしいですし♪

    言うまでもなく納豆は大豆を納豆菌で発酵させた発酵食品です♪

    納豆は美肌にいいということで、元の大豆に比べると数倍効果がアップします!お肌を作るビタミンB2は6倍、シミやシワの予防となるレシチンは1.5倍です!

    納豆にはビタミンKが豊富に含まれていますが、これも大豆が納豆になることで骨粗鬆症の予防になるんですって!大豆の時の実に86倍にもなるそうです。

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    ●納豆の美肌効果を高めるための食べ方●

  • 納豆は夜に食べると良い  納豆に含まれるレシチンとアルギニンは夕食に食べることによって、その効果を最大限に引き出します。

    美しい肌は夜寝ている間に作られるので、納豆を夕食に食べて消化されている間にきれいの元を作ります。

  • 納豆は油と一緒に摂ると良い  納豆に含まれるビタミンKは油と一緒に摂ることで吸収率が上がります。納豆菌は加熱しても大丈夫なので、ごま油を使った納豆チャーハンがおすすめです。
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    ランキング2位 ヨーグルト

    発酵食品といえばヨーグルトというのはあなたも知っていることでしょう。牛乳を乳酸菌で発酵させたものですが、善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれることで有名ですよね!

    体内の免疫細胞の6~7割が腸の中にいるとされていて、善玉菌が免疫細胞の栄養となることで、免疫細胞が活発になるのです。

    このヨーグルト、牛乳がヨーグルトになることでなんと!糖尿病のリスクを軽減するといわれているのです!

    これはケンブリッジ大学の研究により明らかにされています。低脂肪ヨーグルトを週に4~5個食べることで、2型糖尿病の発症リスクが28%減少したそうです。ヨーグルトは一日に1カップ食べるのが理想ですよ♪

    ランキング3位 味噌

    発酵食品味噌

    お味噌は1300年の歴史がある発酵食品で、乳酸菌、酵母菌、麹菌によって大豆を発酵させた発酵食品です。大豆がお味噌になることで、乳がん発症のリスクが抑えられたそうです。

    お味噌の元となる大豆には、女性には嬉しい成分イソフラボンがタップリ含まれています♪

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    ●正しい味噌汁の作り方●

    お味噌には生きた乳酸菌が入っているので、50度以上で加熱すると死滅してしまいます。

    そしてさらに65度以上になると、お味噌に含まれるタンパク質の性質も変わってしまい、旨味成分がなくなって味が変わってしまうんです。

    [icon image=”point3-1-r”]煮立てたところに味噌を入れない。

    [icon image=”point3-2-r”]火を止めて10分くらいしてから味噌を溶き入れる。

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    ランキング4位 チーズ

    チーズダイエットでお馴染みのチーズは、体に良い発酵食品第4位でした(^^)/ チーズは乳酸菌と酪酸菌で作られる発酵食品です。

    チーズのダイエット効果はチーズダイエットは痩せる効果がある!?口コミや評価をチェック!を見て頂くこととして…

    チーズの健康効果でポイントが高い栄養素が、ビタミンBとカルシウムです。カルシウムは胆汁(脂肪を吸収する消化液)にくっつく性質があり、脂肪を吸収させにくくする効果が期待できます。

    これはアメリカテネシー大学の研究によって明らかにされています。カロリー制限をした人の場合は-3kg、カロリー制限+カルシウムを摂った人の場合は、-5kgも減ったというのです!

    カルシウムを摂っただけで、1.5倍も体重が減ったのですから凄いですねー(゚Д゚)

    チーズは牛乳を凝縮したものですから、牛乳よりもうんと栄養が詰まっています。粉チーズでお馴染みのパルメザンチーズに含まれるカルシウムは、牛乳の12倍なんです!m(_ _)m

    またチーズに含まれるビタミンB2は、脂肪燃焼の効果が期待できるので、カルシウムと合わせて鬼に金棒ですね!チーズダイエットでチーズを食べるときは、一日6Pチーズを2つくらいがベストですよ!食べ過ぎには注意を(^_^)

    ランキング5位 お酢

    お酢も健康食品としては有名ですよね。でもお酢が発酵食品ということは知りませんでした…(^_^;) お酢は、元々発酵食品である純米酒を酢酸菌で発酵させて作ったものなんですね。

    このお酢ですが、高血圧の予防に効果が期待できるんです!高血圧の原因にはストレスが関係あり、ストレスを感じる交感神経の作用で、血管が縮まることによって血圧が上がります。

    お酢はこの縮まった血管を開く働きがあるそうです!ミツカン酢での調査では、毎日お酢を大さじ1杯飲んだ人の血圧が、日に日に下がっていったと報告されています。

    お酢は一日1杯でいいそうです♪ お酢には代謝を促し脂肪を燃焼させる効果も期待できるため、ダイエット目的に飲んでも良さそうですね(*^_^*)

    ランキング6位 ぬか漬け

    私は糖質制限であまりごはんを食べないので、お漬け物を食べる機会がほとんどありません(^_^;) お漬け物の中でもぬか漬けはとっても体にいいようですよ♪

    ぬか漬けは、お米を発酵させて作るぬか床に、野菜をつけたものですね♪キュウリやナス、カブがおいしいです(*^_^*)野菜を発酵させるぬか漬けは、野菜のビタミンが増えるんですって!

    それは微生物が発酵するときに、野菜を栄養にしてビタミンを増やしているそうです。

    特にビタミンB1の場合は、大根やカブで生の時と比べて15倍、キュウリが13倍。ビタミンB6の場合で、キュウリが生の時と比べて4倍、大根が5.5倍、カブが6倍にもなるそう!

    特にぬか漬けに使われる乳酸菌と酪酸菌のうち、酪酸菌のパワーが凄いんです!

    酪酸菌は免疫細胞(T細胞)を増やすことで大腸の炎症を抑え、大腸ガンになるリスクを軽減させるそうです。酪酸菌は熱や酸に強いために、生きたまま腸に届くことで善玉菌を増やします。

    一日にぬか漬けを小皿1杯食べるといいですよ♪

    発酵食品のパワーを紹介してきましたがいかがでしたか?納豆の独特なニオイや、ぬか漬けやヨーグルトの酸っぱいニオイはそれぞれの菌によるものなんですね!

    私は今日紹介してきた発酵食品で、食べられないものはありませんでしたが、納豆やぬか漬けが苦手なことって多いと思います。

    こちらの記事を読んで、是非!明日からでも健康のために発酵食品を摂り入れてみようかな~と思って貰えたら嬉しいです(*^_^*)

    こちらの記事もおすすめですよ~♪ ⇒簡単なチーズダイエットの方法!効果のあるチーズの種類は?

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