糖質制限といえば、高雄病院理事長の江部康二先生が提案された食事法です。
今は、ダイエットや健康法として知らない人はいないほどメジャーになった食事法ではないでしょうか?
糖質制限は、パンやお米、パスタなどの麺類を含む、私たちにとっては「主食」と呼べる食べ物の量をコントロールすることで、痩せることができるというダイエット法でもあります。
しかし、中には糖質制限をしても痩せない!効果ないよーと嘆いている方もいるようです。なぜなのでしょうか?
もくじ(クリックすると移動します)
糖質制限は本当に痩せるの?はい、痩せます♪
私はSLE(全身性エリテマトーデス)という難病を患っていて、その治療薬として「ステロイド」という薬を飲んでいます。このステロイドの副作用は、女性には大変辛いもので…
量が多いときには、満月様願望(ムーンフェイス)といって、顔がアンパンマンのように丸くなってしまいます!
また、身体の中心に脂肪がつきやすく、首の後ろから肩にかけて脂肪がつきやすい「野牛肩」になります。
これはステロイドの量を減らしていけば、徐々に治まってくるものです。
私は病気を発症してから実に20年経ってようやく、ステロイドを最小限に減らすことができ、副作用に悩まされることも少なくなりました(症状は個人差があります)
こんな状況ですから、病気が発症してからは常にダイエットしないとならない状況だったんです!
でも、ふとしたきっかけで糖質制限に出会って、かなり、ゆるゆるの糖質制限だったにも関わらず、1年で10kgも痩せることができました♪
なので、糖質制限は正しく行えば
必ず痩せることのできるダイエット法
と信じています。
でも、痩せない!効果ないじゃない!という方は少なからずいるようです。
私が考える痩せない原因として、思い当たる3つの落とし穴をご紹介してみますね(^^)/
糖質制限の落とし穴は3つ!痩せない原因は何なの!?
糖質制限とはその字通り「糖質を制限する」というダイエット法です。
しかし、元々は糖質制限を提案した江部医師によると、糖尿病患者さん用の食事法だったのです。
糖尿病患者さんの場合は、一日3食糖質を抜くスーパー糖質制限を実践しないとなりませんが、ダイエット目的程度であれば、スタンダート糖質制限でいいようです。
糖質制限の詳しいやり方は糖質制限ダイエット!お肉もチーズもOK?これ最強かも!?を読んでみてくださいね!
この中でもプチ~スタンダード糖質制限をしている場合の落とし穴が3つあります。
知らずに糖質を摂ってしまっている
あなたは糖質制限で食べてはいけないものをきちんと把握していますか?
糖質制限を始めたばかりだと、なんとなく主食であるごはん(白米・玄米)パン、麺類(お蕎麦、ラーメン、パスタ)を食べなければいいんでしょう?と考えることが多いかもしれません。
しかし、糖質の含まれているものは、他にも一杯あるんです。代表的なものに野菜、加工品、調味料があります。
(1)野菜類
糖質制限中に食べていい野菜の代表格は葉野菜です。野菜、と言うとついついヘルシーなイメージがあるので、食べても大丈夫でしょ?と思うかもしれませんよね。
野菜の中でもじゃがいも、サツマイモ、里芋など、イモ類はでんぷんを多く含んでいるので糖質が高いです。
根菜類(レンコン、カボチャ、ごぼう、ニンジン)とうもろこし、トマト、タマネギなども同様です。
その他、クワイやゆり根、空豆などもありますが、これらは頻繁に食べる機会もない野菜なので大丈夫でしょう。
(2)加工されたお肉やお魚
ロースハムやベーコン、ちくわやはんぺん、さつまあげなどが加工されたお肉やお魚にあたります。
これらは添加物や砂糖が使われているので、知らずに糖質を摂ってしまいがちな食材の一つです。素材としてのお肉やお魚はたっぷり食べた方がいいのですが、加工品には注意が必要です。
(3)調味料
料理の味付けには欠かせない調味料ですが、トマトケチャップ、ソース、みりん当たりを意識しておけばいいと思います。
調味料の場合、一度に100gなど大量に使ったりしませんよね?ちなみにマヨネーズはダイエットでは大敵!と思われがちですが、糖質制限ではマヨネーズはOKな調味料です♪
細かな糖質量などを正確に知るには、やっぱり糖質量が一目でわかるハンドブックを持っておくことをおすすめします。この大柳珠美先生の糖質オフハンドブックは、糖質量が一目でわかるのとレシピも載っているのが実用的ですよ♪
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一般の人が一日に摂取する糖質量は、実に300gといわれています。
ダイエット目的で糖質制限をしたいのであれば、一日の糖質量が130g以内におさめるといいようです。
一日3食食べる人で40g前後ということですね。
スタンダード糖質制限であれば、一日のうち2食主食を食べないので、調味料などにはそれほど気をつけなくても十分クリアできることがわかるでしょう。
ただし食べ過ぎは禁物ですよ!
糖質ばかりに注目して、脂質をないがしろにしている
糖質制限は、糖質さえコントロールできれば痩せていきます。
普通のダイエットといえば、油ものは絶対にダメ!というイメージがありますよね。
でも、糖質制限の場合は、ごはんやパンなどの主食によるカロリーが補えない状態となるので、その分をお肉やお魚などのタンパク質や脂質で補う必要があります。
もちろん、大量の油を摂取するのは問題がありますが、日常生活で普通に生活していて摂取する程度の油であれば、全く問題ありません。
むしろ、糖質制限でもMEC食でも脂質はとても重要視されています♪
脂質を摂るにしても普段使う油は良質な油を使うのは当然のことですよね。
人気のある油としては、オリーブオイルやココナッツオイル、亜麻仁油、エゴマ油などです。
また、MEC食ではバターやラードも推奨されていますが、これは好みもあると思うので、好きな方は摂られたらいいと思いますよ♪
ちなみにバターを大量に食べる方法としてケトプロ食という食事法があります。
女性の平均より基礎代謝が低い
糖質制限は運動をしなくても痩せる!といわれていますがそれは違います。
糖質制限に限らず、食事療法だけで痩せようとすると、筋肉が落ちることによって一日に消費できるカロリーが減り、痩せにくいだけではなく太りやすい身体になってしまいます!
日本人女性の一般的な基礎代謝量は1200kcalですが、これもかなり個人差があって600~2400kcal程の幅があるんです。
まれに基礎代謝が低い女性の場合、普通に食べているつもりなのに中々痩せないという現象が起こるようです。
このような場合は、糖質制限+カロリー制限も行う必要が出てきます。
糖質制限を成功させるための注意点
私自身は元々そんなに食べる方ではないので、食べ過ぎるということはありませんでした。
しかし!とにかく白いごはんが大好きで、ダンスや筋トレなどをしていても白いごはんだけは減らしませんでした(笑)
だからなのか、主食をやめる糖質制限を始めたら、みるみる体重が落ちていったんですね。
いかに白いごはんを食べ過ぎていたかわかりますよね~…
糖質制限の魅力は、糖質制限はめいっぱい食べて運動しなくても痩せられる♪とあります。
しかしこれは間違っていて、やはり多少の運動はセットでやらないと確実に基礎代謝が落ちてしまいます。
いくら糖質に気をつけて食事をしていても、運動をしないことによって筋力が落ちてしまうのは本当の話です。
私自身もそれを体験してから、できるだけ歩くようにしたり軽い筋トレをするようにしてみました。
筋肉が落ちるととても疲れやすく、気力がなくなるなど最悪の状態になります。
運動といってもウォーキングやスクワットなど、足を使う運動をするだけで十分なんです。
そして、筋肉を作るためにはタンパク質が不可欠なので、お肉やお魚などの動物性タンパク質をたくさん摂るようにしましょう。
どうしてもお肉がたくさん食べられないときは、豆腐や納豆などの植物性タンパク質で補いましょう。(^^)/
それでも十分なタンパク質が摂れていないなぁ、と感じるときには、プロテインをおすすめします♪
プロテインというと、アスリートが飲むもので筋肉もりもりになるイメージがあります。
でも、女性の場合はそう簡単には筋肉もりもりになんてなりませんよ(笑)
プロテインは実に様々なものが売られて、プロテイン初心者で初めて飲んでみる場合は、プロトレーナー推薦のキレイのためのプロテイン ジェシカズ・フォーミュラ
このボディメイクプロテイン ジェシカズ・フォーミュラ
スムージー感覚で飲めるプロテインを毎朝の習慣にして、是非とも糖質制限を成功させてくださいね♪
MEC食で痩せないことに悩んでいるあなたはこちらの記事へ!