肉ダイエットは体臭がひどくなるのか、原因と5つの対処法をまとめてみました!
最近は「肉食女子」が増えてきて、野菜を食べてヘルシーにダイエットというよりも、お肉をしっかり食べてダイエットしよう!という傾向があるようです。
このブログでも、おすすめのダイエット法として「お肉ダイエット(MEC食)」をご紹介しています。
実際に糖質を控えてお肉をメインにすることで、痩せた経験があるからです。
しかし!お肉をたくさん食べると体臭がひどくなる…という噂を聞きつけビックリしています!
本当にお肉をたくさん食べることで、体臭がひどくなるのでしょうか?その原因と対処法を調べてみました!
もくじ(クリックすると移動します)
お肉を食べると本当に体臭がひどくなるの?その原因を探ってみた
お肉を食べて体臭が酷くなってしまう原因の一つとして、ケトン体というのが大きく関わってきます。
これに関しても賛否両論なのは間違いないのですが…今回は、体臭がでてしまうという方向で調べてみました。
原因その1:肉食を続けることででるケトン体
肉ダイエットを始めると、当然のことながら【炭水化物(糖質)】を控えめにすることになります。
炭水化物はエネルギーの元になりますので、この炭水化物が入ってこないと、代わりのエネルギーを作り出さないとならないんです。
その時に体は、糖の代わりに脂肪をエネルギーとして使おうとするんです。
お肉にはたくさんのタンパク質が含まれていることは、あなたも知っていますよね?
このタンパク質が体内で中性脂肪を脂肪酸に分解するときに「ケトン体」という物質が作られます。
このケトン体が血液中に増えていくことによって、その独特のニオイが肌を通じて体臭となったり、吐く息を通じて口臭となったりするわけなんです。
ケトン臭はダイエット臭ともよばれ、汗のニオイをきつくしたような甘酸っぱいニオイともいわれています。
原因その2:お肉のタンパク質が腸内の悪玉菌を増やしてしまう
お肉のタンパク質は、腸内で悪玉菌の餌になるともいわれています。
悪玉菌が増えることで、アンモニアや硫化水素などの「悪臭の原因ともいわれるニオイ」を発生させます。
また、当然のことながら悪玉菌が増えてしまえば、腸内環境が悪くなり便秘になることで、腐敗した老廃物が溜まってしまうことになります。
腐敗した老廃物が体を巡ってしまうことで、こちらも肌から分泌される汗や呼気から臭いニオイが発生してしまうというわけです。
原因その3:お肉を大量に食べることで肝機能に負担をかける
肝臓の機能としてアンモニアと呼ばれる悪臭物質を分解することで、無毒化する機能があります。
しかし、お肉をたくさん食べることによって、その処理が間に合わなくなってしまい肝機能が低下します。
肝機能が低下してしまうと、肝臓の重要な働きである「解毒作用」がきちんと働かなくなります。
アンモニアの処理だけではなく、アルコールや薬などの解毒処理もできなくなって、あらゆるニオイの分解に支障がでてきます。
体臭が気になるときの5つの対処法!バランスも大事です
お肉をたくさん食べることによって、なぜ体臭がひどくなってしまうのかはもうわかりましたね?
お肉ダイエットを実践しているあなたにとっては、とてもショッキングで残念な事実だったかもしれません。
しかし、ケトン臭がするということは「ケトン体になっている」という証拠になりますので、糖によるエネルギー消費ではなく、脂肪を使ってエネルギーを消費している(=脂肪燃焼を促している)ということになるんです。
そのため、早合点して「お肉食べて臭くなるんならもう肉ダイエットなんてやーめた!」と投げ出してしまうのはもったいないですよ?
次からはちゃんと対処法もご紹介していきますので、諦めないで最後まで読んでみてください(*^_^*)
対処法その1:お肉の3倍以上の野菜を食べてバランス良く
昔からお肉を食べるときには、その3倍以上の量の野菜を食べなさいとはよく言われませんでしたか?
特にMEC食の場合は渡辺先生が「野菜は食べなくてもいい」といっているので、本当にお肉しか食べないことも多いでしょう。
でも私としては、やっぱり野菜は食べた方がいいと思います!肉食を続けていると体が酸性に傾きがちです。
それを正すためにもアルカリ性の食品を多く摂ることも大切なんです。
もちろん、野菜の中でも糖質の高いとうもろこしやじゃがいも、カボチャなどは控える必要があります。
お肉と一緒に食べて欲しい野菜は【葉野菜】です。レタスやキャベツなどですね!
俳優の唐沢寿明さんは、ステーキとブロッコリーを毎日食べて痩せたとのことなので、ブロッコリーもいいかもですね(*^_^*)
対処法その2:体を洗うときはボディソープではなくて石鹸で!
体臭が気になるのであれば、毎日使うボディソープにも気を遣ってはいかがでしょうか?
先にお話ししたように、肉食を続けていると体が酸性に傾きがちになるので、弱酸性のボディソープよりはアルカリ性の石鹸がおすすめです。
対処法その3:タンパク質源はお肉だけじゃなくて植物性も摂ってみる
ダイエットを成功させるためには動物性タンパク質をたくさん摂り、筋肉量を増やして代謝を上げることがとても大切です。
お肉を食べることによって痩せやすくなるのもこのためですね(^^)/
確かにタンパク質は動物性の方がいいのですが、時には植物性のタンパク質(大豆や豆腐、納豆など)を食べてみるのもいいかもしれませんよ?
特に豆類は食物繊維や抗酸化作用を含むものも多いので、食前に食べることによって、空腹を抑え食べ過ぎを防ぐ効果が期待できることが報告されています。
対処法その4:ヨーグルトやオリゴ糖を摂って腸内環境を整える
お肉をたくさん食べて悪玉菌が増えてしまうのであれば、善玉菌を増やす対策をすればいいんです♪
善玉菌を増やすのに手っ取り早いのは、善玉菌の餌になるものを食べることですね。
もっともよく知られているヨーグルトは、乳酸菌などのさまざまな菌が含まれていますが、これらは胃の中で胃液にやられて腸までしっかり届かないことが多いんです!
なので、ヨーグルトを食べるときは食前より食後に食べる方が効果的です。
またその時はプレーンのものを選び、甘味にはオリゴ糖
オリゴ糖は太らない糖ですし、なんといってもしっかり腸まで届き、善玉菌の餌になってくれるからです。
対処法その5:吐く息を改善して口臭を防ぐ!マウスウォッシュ
お肉をたくさん食べてニオイが酷くなったというほかにも、元々体臭を感じるという場合、体の中のニオイよりも、お口の中に原因があることがほとんどなんです。
もしかしてあなた、虫歯があったり歯周病だったりしませんか?もしこのようなお口のトラブルがあった場合、臭いニオイはお口から絶つのが先決です。
体の中から臭うと思っているものが実はお口からだった…というのは良くあることです。口臭の原因はお口の中のタンパク質が分解されるときにでるニオイです。
そのため、このタンパク質を除去することでお口の中がスッキリして、口臭改善にもなるんですね。
そんな時には、どれだけ汚れていたのかが分かり、タンパク質がしっかり除去されたのが目に見えてわかるマウスウオッシュがおすすめです♪
お肉ダイエットは、お肉をただたらふく食べればいいダイエットではなく(笑)
大体一食で多くてもお肉200gが上限です。脂肪燃焼の効果が狙えるL-カルニチンの恩恵にあずかりたければ、マトンやラム肉、牛肉の赤身を選ぶのもポイントです。
こうしてルールを守ってお肉ダイエットを続けていけば、そうそう体臭に悩まされることもないと思います。
そして、もしケトン臭など気になるようでしたら、今回ご紹介した対処法を試してみてくださいね♪
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